いまを生きる
突然ですが、質問です。
あなたは、
仕事や勉強など、いつか全てが片付いたら、 完璧な時間が手に入ると思い込んでいませんか?
仕事や勉強など、いつか全てが片付いたら、
人の命は永遠ではなく、いつ死ぬか分からない、その不安から目をそらして生きていませんか?
もし心当たりがあれば、 この本を読んでみると良いかもしれません。
人生についての1つの考え方として、参考になります。
「限りある時間の使い方」
オリバー・バークマン著/かんき出版
オリバー・バークマン著/かんき出版
以下、著書より一部抜粋。
現代人は、タイムマネジメントによって、 時間を完璧にコントロールできるという幻想に縛られている。しか し、未来をコントロールすることは決して出来ない。
時間をコントロールしようと思えば、 時間のなさにいっそうストレスを感じ、その結果、 結局時間に支配されてしまうのだ。
人生の「本当の意味」が未来にあると信じるのは、今この時を生き ることから逃げているということ。
まずは「未来は決して確実ではない」 という事実を受け入れること。
未来をコントロールしたいという執着を手放せば不安から解放され 、本当に存在する唯一の瞬間を生きられる。つまり、今を生きるこ とが可能になる。
正解がわからなくとも、私たちは「次にすべきこと」 をするしかない。自分の有限性を受け入れ、身をまかせれば、 大きな達成感を味わえるだろう。
大切なのは、あなただけの次の一歩を踏み出すことだ。
自分に与えられた時間を生きよう。
本としては、 もう少しまとまりのある構成にして欲しかったところですが、 人生に対する1つの視点としては興味深いアプローチでした。
全米ベストセラー本のようですので、読んでみる価値はあると思います。
「いまを生きる」と言えば、
ロビン・ ウィリアムズ主演の素晴らしい映画がありましたね。
1989年作品ですから、もう30年以上も前の映画なんですね。
こちらは、間違いなくおすすめの作品です。