レンガ職人のお話
いよいよ夏本番。
学生の皆さんは、今日から夏休みだとか。
社会人の皆さんは、暑い日が続きますが、お仕事頑張っていきましょう。
しかし、
夏バテで、仕事のモチベーションもなかなか上がらない、という人も多いのでは
ないでしょうしょうか。
今日は、マインドセットを変えるのに役立つお話をご紹介します。
それが、次のイソップ寓話です。
『 ３人のレンガ職人 』
世界中をまわっている旅人が、
一人の男が道の脇で難しい顔
旅人はその男のそばに立ち止まって、
「ここでいったい何をしているのですか？」 と尋ねた。
「何って、見ればわかるだろう。レンガ積みに決まっているだろ。
あんた達にはわからないだろうけど、暑い日も寒い日も、風の強い
日がな一日レンガ積みさ。腰は痛くなるし、
男は自らのひび割れた汚れた両手を差し出して見せた。
「なんで、こんなことばかりしなければならないのか、まったくつ
もっと気楽にやっている奴らがいっぱいいるというの
旅人は、その男に慰めの言葉を残して、歩き続けた。
もう少し歩くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会った。
先ほどの男のように、辛そうには見えなかった。
旅人は尋ねた。
「ここでいったい何をしているのですか？」
「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。
「大変ですね」
旅人はいたわりの言葉をかけた。
「なんてことはないよ。
ここでは、
俺なんて、ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べていく
大変だなんていっていたら、バチがあたるよ。」
旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けた。
また、もう少し歩くと、別の男が活き活きと楽しそうにレンガを積
「ここでいったい何をしているのですか？」
旅人は興味深く尋ねた。
「ああ、俺達のことかい？俺たちは、
「大変ですね」
旅人はいたわりの言葉をかけた。
「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、
旅人は、その男にお礼の言葉を残して、 また元気いっぱいに歩き続けた。
（引用終わり）
人生の重要な目標を 「自分を超えた大きなもの」とすることで、
同じ努力をするにしてもやる気スイッチの入り方が全然違ってきます。
「社会の〇〇問題の解決に貢献する！」
そんな、皆さんの大きな目標は何ですか？
