引き出し
8月8日、東京オリンピックが閉幕しました。
1964年の東京大会に続き57年ぶりの日本開催でしたが、新型コロナウイルスの影響により
1年の延期、無観客での開催など異例の大会となりました。
17日間にわたる大会で33競技339種目が開かれ、207の国・地域の選手約1万1300人
が参加し、たくさんの感動と勇気を与えてくれました。
今大会、日本選手団が獲得したメダル数は58個(金27、銀14、銅17)、過去最多となりました。
私個人的に一番印象に残ったのは、柔道できょうだい同日金メダルを獲得した阿部兄妹です。
阿部兄弟は同じ神戸出身ということもあり、大会前から応援してきたので、喜びもひとしおでした。
今大会の日本柔道は大活躍しました。
活躍の要因の1つには、柔道日本代表の育成方針があったようです。
その育成は、ただひたすらに「競技力の向上」のみを追求するのではなく、「人間力の向上」にも
力を入れてきました。合宿メニューに書道や陶芸を組み込みこんだり、海外への単身武者修行や、
読書することを選手に勧め、「人としての成長」も求めました。
かつてテニスの伊達公子さんが言われていた記憶していますが、「世界の一線で活躍する選手は引き出しの多さが違う」という言葉を思い出します。
引き出しとは、技術だけのことではなく、その人の経験、考え、哲学、人間力などの事を指すのだと思います。
コロナ禍の今、積極的に外に出て行動することが叶いませんが、読書をしたり、新しい趣味を見つけたりして我々も負けじと「引き出し」を増やしましょう!
かつてテニスの伊達公子さんが言われていた記憶していますが、「世界の一線で活躍する選手は引き出しの多さが違う」という言葉を思い出します。
引き出しとは、技術だけのことではなく、その人の経験、考え、哲学、人間力などの事を指すのだと思います。
コロナ禍の今、積極的に外に出て行動することが叶いませんが、読書をしたり、新しい趣味を見つけたりして我々も負けじと「引き出し」を増やしましょう!