Vietnam
6月5日~9日の日程でベトナムに行ってきましいた。
渡航の主な目的は2つです。
・社会福祉従事者の海外派遣プロジェクトの実施(ホーチミン)
・ベトナム送出し機関の教育施設の視察(ハノイ)
1年半ぶりのベトナムでしたが、そんなわずかな期間でもベトナムの
発展ぶりが伺えました。経済成長率は6.8%といわれていますから、
日本では考えられない成長度です。(日本の成長率は1.6%程度)
ベトナム国民の平均年齢は30.4歳。一方、日本は46.5歳です。
実際、ホントに若い人ばかりで、国にパワーを感じます。
しかし、その一方で、国のインフラや医療体制は日本に比べまだまだ脆弱です。
私たちは、日本に生まれ、当たり前のように日々過ごしていますが、今の日本の
環境がどれほど恵まれたものなのか、改めて自覚する必要がありますね。
(グエン・タット・タン大学にて「日本の介護」についての講義を実施)
(ハノイの日本語教育機関を視察)
日本政府が6月5日の経済財政諮問会議で外国人の受け入れ拡大を表明しました。
人手不足が深刻な建設や農業、介護など5業種を対象に2019年4月に新たな
在留資格を設け、2025年までに50万人超の就業を目指すそうです。
在留資格の緩和には賛成ですが、日本は今後、外国人労働者の受入れの整備が必要です。
就労環境、日本語教育、社会保障など。
日本に働きにくる外国人も、迎える側も、共に気持ちの良い環境づくりを目指していき
たいと思います。