集団心理
中古車販売大手のビックモーターによる不正事件が、世間を騒がせています。
ビックモーターは、未上場企業でありますが、従業員6,000人、全国に300店舗
以上を抱える、業界最大手の企業です(2023年5月時点)。
日々の報道の中で、不正が次々と明るみになっています。
これまでのところ具体的に上がっている不正は、以下の通りです。
・車を故意に損傷させて、保険金を不正請求
・社員への罰金制度
・売上ノルマのため、客の車を故意に損傷(タイヤに穴など)
・不正な車検点検
・除草剤を使い店舗前の街路樹を枯らす
・経営幹部によるパワハラの横行
売上(お金)の為に、これだけの不正行為をするのは、もはや会社ではなく、犯罪組織
と言えるでしょう。
令和の時代に、こんな昭和のブラック営業会社のような組織が、業界№1地位にのさば
っていたことに驚きを感じます。
と言えるでしょう。
令和の時代に、こんな昭和のブラック営業会社のような組織が、業界№1地位にのさば
っていたことに驚きを感じます。
報道によれば、店長の年収は3,000万円~4,000万円もあると言われています。
経営陣の責任は言わずもがなですが、管理職の人達も、自分がもらっている給料に
見合った価値を「社会」に提供していると本気で信じていたのでしょうか。
「集団心理」の恐ろしいところです。
何はともあれ、こういった組織は、市場から淘汰されるべきです。
業界を変えて見渡すと、このような企業は、まだまだ存在してそうですね。
業界を変えて見渡すと、このような企業は、まだまだ存在してそうですね。