高騰

物価の上昇が止まりません。
先月21日に総務省が発表した6月の消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、
総合指数が105.0となり(生鮮食品を除く)、前年同月比で3.3%の上昇となりました。

品目別では、食料(生鮮食品を除く)が 9.2%上昇となり48年ぶり(1975年10月以来)
の高水準でした。
 
特に値上がりが気になるところでいうと、、
 
 ・鶏卵  35.7%
 ・洗濯用洗剤 18.4%
 ・炭酸飲料  17.4%
 ・食用油   16.5%
 ・国産豚肉   9.4%
 
これらの物価上昇は、決して景気が良いから値上がりしている訳ではありません。
主な原因は、『燃料・資源価格の高騰』と『円安による輸入コストの増加』です。
政府は一時凌ぎの政策(補助金)で対応はしていますが、
いつまで続くか分からないこの物価高騰は、家計に暗い影を落としています。
 



一方、
アメリカに目を向けてみますと、さらに目を疑うような物価高騰ぶりです。
 
 ベーグルサンド 2,400円
 ハワイの朝食  5,000円
 ラーメン&餃子 6,000円
 
円安の影響も大きいですが、それでも驚くような価格です。
もう簡単に、日本から欧米への旅行はできないですね。。
 
世界の主要国が、インフレ対応で急激に金利を上げるなか、我が国ニッポンは、
未だにマイナス金利政策を行うという蚊帳の外ぶりです。
近い将来、いまの世界的な金融バブルが弾け、金融危機がおこれば日本はどう
対応するのでしょうか。打てる手が、ほとんどないよう思います。
日本は、歴史も自然もあり素晴らしい国ですが、将来不安は尽きませんね。


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